【チョコレートVS塩せんべい】糖尿病の人・太りすぎの人にダメな食べ物はどっち?

「チョコレートVS塩せんべい」糖尿病の人・太りすぎの人にダメな食べ物はどっち?

答え

ダメなのは「塩せんべい」

チョコレート
(1切れ20g)
糖質10.4g

塩せんべい
(2枚)
糖質33.0g

せんべいは材料がお米で糖質が多く、たちまち血糖値を上昇させ糖尿病の原因に。チョコレートは高カロリーであっても、カロリーの多くは脂肪分で吸収されにくいタイプ。食物繊維も豊富で糖の吸収を妨げ、ポリフェノールの働きなどで、糖尿病に有効です。

世界の最新研究で続々明らかになりつつあるチョコレートの対糖尿病効果

●チョコレートを食べると糖尿病は30%減少する!

 チョコレートを摂取することによって、心臓病が37%、糖尿病が30%、脳卒中が29%減少することが世界中の多くの研究の結果明らかになっています。
 チョコレートといえば、肥満を招き、動脈硬化を進める食品と一般には考えられてきましたから、意外にも思える結果です。
 しかし、チョコレートやそれに含まれるカカオポリフェノールの健康効果について研究が進められ、糖尿病にも有効であることが判明したのです。

●チョコレートを食べるとインスリンの働きがよくなる。血糖値も下がる

 サンサウレバトレ病院医師のグラッシー先生らは、健康人にチョコレートを食べてもらって、インスリンの働きを高める効果のあることを明らかにしました。ダークチョコレートに特に効果があることがわかっており、血糖値も下がることを突き止めています。

●ストレスは糖尿病の重要な原因。チョコレートにはストレス解消効果が

 ストレスを受けると血糖値が上昇して糖尿病の発病や進行の原因となります。チョコレートには精神安定作用のあるセロトニンの分泌をふやす働きがあり、ストレスがかかってもストレス反応が起こりにくくなる、ということがわかっています。

●チョコレートには肥満抑制作用があり、糖尿病の予防改善にも役立つ

 「チョコレートを食べると太る」という考え方は、今でも"常識"として根強くはびこっていますが、これは大いなる〈誤解〉。「山などでの遭難に備えて、チョコレートを持参しなさい」といわれるほど、コンパクトで高カロリーな食品ですが、チョコレートに含まれる脂肪のココアバターは消化吸収がされにくく、チョコレートを食べたほうが太りにくいことがわかっています。

●チョコレートは高血圧や動脈硬化を予防、糖尿病の合併症、心筋梗塞や脳梗塞を未然に防ぐ

 チョコレートを食べると、収縮期、拡張期いずれでも血圧が下がることがわかっています。善玉コレステロール(HDL)を増やし、悪玉コレステロール(LDL)を減らすことから動脈硬化を防ぐ効果があることも判明しています。心筋梗塞や脳梗塞の予防に役立つということです。

●チョコレートは気になる認知症予防にも有効

 糖尿病の人が認知症のアルツハイマー病になる確率は、ほかの人に比べて3~4倍も多いと報告されています。豊富に含まれるポリフェノールには、強い抗酸化作用があり、糖尿病によって脳内で起こる酸化や糖化を防ぎ、糖尿病で起こる認知症の予防にも役立つものと考えられます。

●糖尿病と〝兄弟関係〟の〈歯周病〉を予防・改善、糖尿病をさらに改善する

 糖尿病の患者は歯周病になりやすく、また歯周病にかかると糖尿病が悪化しやすいことがわかっています。チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの抗酸化作用で活性酸素の害を防ぎ、歯周病を予防できます。チョコレートを食べて歯周病の炎症を抑えれば、インスリンの働きも分泌も高まり、糖尿病が改善され、歯周病の改善へとつながるのです。

●ヘモグロビンA1cを安定させるチョコレートの効果的な食べ方

 ダークチョコレートで板チョコ半枚(約25g)を、1日に3~5回くらいに分けて食べるのがよいでしょう。
 食事の前にチョコレートを1片、口にするのがおすすめ。チョコレートは食物繊維が豊富で脂質も多いため、野菜と同様、糖の吸収を遅らせてくれます。とくに、うどん、そば、ラーメンなどめん類大好き人間や、白いご飯が大好きでたくさん食べる人は、食前チョコをぜひ実行しましょう!

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●こんなに素晴らしいチョコレートの栄養成分
●症例続々! チョコを食べれば糖尿病、太りすぎがこんなに改善する
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イラスト:三浦晃子

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