転生少女の履歴書 12

転生少女の履歴書

転生少女の履歴書 12

王国軍対反乱軍の戦争が始まった。 何とかして戦争を止めたいリョウの前に、 隷属魔法にかかっていると思い込んでいる 王国最強の魔法使いヘンリー王弟が現れる。 ヘンリーは、反乱軍の独立を許す代わりに、 リョウと自分との婚姻を提案してくる。 婚姻を了承すれば、穏便に戦争が終わるという。 戦争か望まない結婚か……リョウは複雑な思いを抱えながらも、 その提案をのもうとした時、アランがやってくる。 アランは、それはどちらのためにもならないと訴えた。 一方、新しい国、神聖ウヨーリ聖国が誕生した。 聖国でリョウは、「女神」としてその国を治めることになった。 暴走しがちなタゴサクを抑えながらも、 革命後の国の安定のために尽力するリョウ。 また、アランのことも気にかかっていた。 幼い頃から一緒だったアランは、今はカスタール王国に 残っていて二人は離れ離れ。 しかも、リョウがアランに手紙を送っても返事一つかえってこない。 思い悩むリョウを見かねて、会いに行ってはどうかと 友人のカテリーナ達が言ってくれるが、女神である自分を拠り所にして生きている、 神聖ウヨーリ聖国の国民のことを考えると個人的な事情で国外に出るのもはばかられる。 やがて、リョウのもとにアランが出奔したという報告が入る。 行先は、船でしか行き来ができない遠い国だと聞いて、 リョウはある決心をするのだった----。

  • 著者名: 唐澤 和希 著 / 桑島 黎音 絵
  • 定価:792円(税込)
  • 発売月:2022年6月
  • ISBN:978-4-07-452370-2
  • 発行:主婦の友インフォス
  • 発売元:主婦の友社

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著者情報

唐澤 和希 著
桑島 黎音 絵

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