高校生の私が中学生になった理由

高校生の私が中学生になった理由

高校生の私が中学生になった理由

村上ひまり、高校二年生。 陸上部のエースで走ることが大好きなひまりは、部活のランニング中にかかせないとある楽しみがあった。 それは、コースの途中にある弓道部の道場を覗いて、お隣さんで幼馴染、そして恋人でもある森恭介を眺めること。 しかしある日ひまりは部活中に手足のしびれを感じ、倒れてしまう。 病院で検査を受けたひまりは、そこで「脳腫瘍」という病を伝えられる。 余命一年。 恭介を悲しませたくないひまりは 病気のことを隠して別れを切り出すが、恭介は絶対に嫌だと拒否。 二人は平行線のまま、ひまりの寿命は刻一刻と近づいていき……。 遺してしまう優しい恋人のために、少女は祈る。 「どうか――私が死んだあとも、恭介が幸せでいられますように」 そうして、ひまりに訪れた不思議な時間とは――。

  • 著者名: 一色舞 著 / ふすい 絵
  • 定価:748円(税込)
  • 発売月:2020年2月
  • ISBN:978-4-07-442761-1
  • 発行:主婦の友インフォス
  • 発売元:主婦の友社

著者情報

一色舞 著
ふすい 絵

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