傭兵団の料理番
傭兵団の料理番8
アルトゥーリア城に囚われたアーリウスを助けるため、「傭兵」としてのタブーを破り、革命軍に加担したガングレイブ傭兵団。シュリは戦場の悲惨さを見て、自分がガングレイブを焚きつけたせいだと自責の念を抱くが、いつまでも足手まといでいられないと、炊き出しをして中山革命兵の英気を養うことに専念する。リルは盗まれた資料を取り戻すために魔工研究所に向かい、ガングレイブは王城を目指して一直線に突き進む。それぞれが己の役割を果たし、遂にガングレイブは王城に辿り着く。しかし、フリュードが待つであろう謁見の間に踏み込むと、そこにはアルトゥーリア王が血まみれで倒れていて――。
- 著者名: 川井昂 著 / 四季童子 絵
- 定価:737円(税込)
- 発売月:2019年10月
- ISBN:978-4-07-440816-0
- 発行:主婦の友インフォス
- 発売元:主婦の友社