サトコのパン屋、異世界へ行く3

サトコのパン屋、異世界へ行く

サトコのパン屋、異世界へ行く3

おじいちゃんの石窯の向こうは、ブーランジェリー松尾のオーブンの中だった。鬼の操る暗闇の獣から逃れ、サトコは母、そしてマーロウと再会する。皆の安否が気になって仕方ないサトコを、母はそっとたしなめる。「もうやめときな。あんた普通の子なんだから」だからといって、このままになんかできやしないサトコ。コズサ姫を迎えに行くというマーロウにくっついて、向かった先は竜巻山。そこにいたのは石窯ではぐれたコズサ姫。そしてマーロウの実の兄、大魔法使いハーロウだった。姫を子どもに変えた“悪の魔法使"その人である。見守るサトコの前で『あの日あの夜』の出来事が語られる。ハーロウが姫に魔法をかけたその理由、それを解くための鍵のこと。敵か味方か判然としない魔法使いに、コズサ姫は要求をつきつけるのだが―――。

  • 著者名: 塚本悠真 著 / 丹地陽子 絵
  • 定価:748円(税込)
  • 発売月:2019年9月
  • ISBN:978-4-07-440584-8
  • 発行:主婦の友インフォス
  • 発売元:主婦の友社

著者情報

塚本悠真 著
丹地陽子 絵

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